ブラッシングはこまめに
学校から帰ったら、まずブラシをかける習慣をつけましょう。上から下へ、生地の綾目にそって軽くシュッシュッ。
あとはハンガーにかけてシワを回復させます。
アイロンは当て布をして
毎日着る学校服・・・。時々はアイロンをかけて元気をとり戻しましょう。コツは湿らせた布を当ててアイロンをかけること。熱い蒸気がウールをふっくらイキイキさせます。純毛の場合は140℃前後、合成混紡品は120℃が最適。
擦り光ってきたら
おシリのあたりや袖口など、擦れるところはいつのまにか光ってきます。そのような時はぬるま湯1リットルにアンモニア水5ccを加えた液でタオルを湿らせ、ていねいに汚れをふきとり、その後新しいぬるま湯で仕上げぶきします。そしてぬれタオルを4つに折って絞り、光っている箇所に当て、上から140℃前後のアイロンを強く当てます。
雨や水に濡れたら
ハンガーにかけて、形をととのえて陰干ししてください。ズボンやスカートのすその泥汚れは、よく乾かしてからブラシで落とします。
臭いが気になったら
着用中に付着した汗や汚れ等をそのまま放置しておくと臭いの原因になりやすく、さらに水分(雨)や温度(体温)によってその臭いが強められる事があります。臭いが気になったら、速やかにクリーニングをします。年に4回は定期的にクリーニングをするのが好ましいでしょう。(ゴールデンウィーク頃、夏服になった時、冬休み、春休み期間中など)
クリーニングをするとき
●ウールにはドライクリーニングが最適です。
●ご家庭で手洗いできるもの。
必ず中性洗剤を溶かしたぬるま湯で軽く押し洗いを。あとはすすいで、絞らず、ハンガーにつるして陰干しします。
●洗濯機で丸洗いできるもの。丸洗いできるものは、次の点に注意してください。
- 白いものとは一緒に洗わなでください。
- 必ず中性洗剤を使用してください。
- ネット、脱水機は使わず、ハンガーにつるし陰干しして下さい。
- 乾いたら、型を整えるためにアイロンをかけて下さい。