カラー物と白物は分けましょう
濃色ものは洗濯時に色落ち、変色することがあり、カラー物と白物を一緒に洗濯すると白物に色が移ることがあります。カラー物と白物の洗濯は別々に行うことでこのようなトラブルを防ぐことができます。
また濡れたままカラー物と白物を一緒に放置しておきますと他の衣類に移染することがありますのでご注意ください。
すぐに洗濯しましょう
汗などの汚れをそのまま長時間置いておくと、雑菌が繁殖していまい、
変色のもとになるカビや、臭いニオイの原因となります。
汗で汚れたものは放置せず、すぐに洗濯してください。
衣類を汚れたままで収納することは避け、収納前には必ず十分な洗濯をしてください。
洗濯ネットに入れましょう
ポリエステル/綿の混紡(特にニット製品)の場合、表面の綿糸とポリエステル糸が擦れや洗濯によって絡まり、強いポリエステルのみが脱落せずに毛玉として残りやすいです。
乾燥機や洗濯機によって毛玉ができるのは避けられません。
洗濯機で頻繁に洗濯すると衣類は傷むので、洗濯ネットに入れて弱水流にするなど選択方法を工夫することでトラブルを防ぐことができます。柔軟仕上げ剤の使用も有効です。
乾燥機の使用は避けましょう
ニット製品は綿100%、ポリエステル/綿の混紡ともに乾燥機の使用で縮みます。
特に綿100%は縮みやすく注意が必要です。
ニット製品には乾燥機をご使用にならないよう心掛けてください。
漂白剤の使用には気をつけましょう
綿衣類の汚れは汗(水溶性)と皮脂(油溶性)の分泌が衣類に付着するものです。水溶性の汗は繊維に早く浸透し、油溶性の皮脂は擦れにより奥深く繊維に入り込み浸透します。汚れの中でも、特に落ちにくいのはこの汗と皮脂です。この汚れが徐々に残って、特に白い衣類は黄ばんできます。この汚れを取るために漂白剤を使用する場合、使用する前に漂白剤の注意書きと衣類の取り扱い表示を充分に確認してください。
漂白剤は衣類に直接ふりかけないで、30℃以下の水によく溶かしてから30分〜2時間の漬け置きをします。これ以上の長時間漬け置きはしないでください。
ファスナーは閉め、ホックは止めて洗濯してください
ファスナー・ホックを開けたまま洗濯すると壊れる原因となります。
体育館ですべって穴があいた
ポリエステルは約250℃で溶解します。体育館ですべった場合、床との摩擦熱は瞬間的に400〜500℃となり、ポリエステルが溶解して穴があきます。
摩擦防融加工のものであれば、穴あきは少なくなりますが万全ではありません。
また洗濯のたびにその効力が落ちていきます。体育館での激しいスライディングなどは避けてください。
マーク・プリント部分のもみ洗い・アイロンかけはお避けください。
もみ洗いやアイロンかけにより、マーク・プリントの表面が傷ついたり、溶けてしまう事があります。